Grazie a tutti !!!

みんなのおかげで !!! 。。。食文化を専門に30数年をイタリア在住したEnogastronomoが書いてます。お役に立てれば。

イタリアで違いを感じたこと - 2 - 仕事関連 2

前回イタリアでの仕事は、『髪の毛が落ち心臓にゴワゴワの毛が生える』

出だしをご紹介いたしました。

 

今回は、忍耐と体力勝負 編です。

よろしくお付き合い下さい。 

 

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どの分野でも電話だけでなく面談は絆づくりや変化に気づくのでベターな活動でしょう。

イタリア、特に食品業界で買い付けの場合は、どんな相手かを吟味されるためと

「(ただ)元気かと思って」と言う理由でその後も呼び出されます。(役柄として、商品を買ってるサイドなので、日本風伝統的に言えば「神様」が呼び出されるわけです。。。)

 

躊躇してはいけません、日程調整し赴きます。

 

まだ状況のわからないペーペー時代に支店長に出張予定を申請すると、近隣地域のメーカーを4-5軒リサーチしてくるよう指示が出ます。(「当たり前」ですよね日本では。。。)

 

田舎の企業が多いのと公共交通機関の不便さ(とにかく遅れや不明のストライキ)から片道300-400kmなら車で日帰り、なかなか重労働です。(レポートも書かなきゃならないし、「ブラック企業」なんて響きの良いステキな言葉はなかった時代。。。)

 

まずは電話でアポ調整。。。

自分「 X月X日午前10時に伺います。」

メーカー営業部長「おー 10時ごろな。」

(お察しの良い方ならこの時点で疑問符はつくかと。。。)

 

当日、仕事バージョンでは純和風な若造「神様」は9時30分ごろに訪問先近辺に到着し、その日の質問事項など面談内容を確認し、9時55分に会社へお邪魔いたします。

 

自分「◯◯部長と面談予定のマッ キー?! です。」

守衛「◯◯部長 ? まだ来てないよ、今日は出社するのかな〜?」

(心の声:1ポキ)

守衛さんが秘書に確認し

守衛「秘書が◯◯部長まだ来てないからそこで待ってて。てさ。」

( 2 ポキ )

待たされること約20分(10時15分)

守衛「今日来ないのかねえ。(秘書に再確認の内線依頼)秘書が呼びに来るってさ。」

待つこと15分(10時半)

秘書「おはよー。こっちへ」(。。。遅れて。も お待たせ。。。も ごめんなさいね。。。のかけらも見ぜず ただただ笑顔)

会議室に隔離されまた15分。。。(10時45分 心の声:は〜・・・)

 ◯◯部長ご登場 !

◯◯部長「チャオ! よく来た。コーヒー飲みに行こうぜ。」

自分「・・・」

会議室に戻って来て席に座って話が始まるかと思ったのが11時30分。

アポをスッポカしそうなのを思い出し、電話を借り(まだ携帯普及していない時代)予定してたもう一件の午前のアポをキャンセル(あっそ。また今度な。でおしまい。)と同時に、

◯◯部長「そっか。よかったじゃあ 昼飯一緒に食おう。予約の電話してくるわ。」

(まだ 仕事の話は何〜も始まってないのに 昼食???)

ここでまた30-45分放置され・・・部長が戻って来たのは12時。

◯◯部長「レストランは1時に予約したぞ。車で30分だから12時半(!)には出るぞ。」

。。。結局聞きたいことの半分程度で食事へ、食事中に仕事の話はご法度。

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流石に地元料理の美味しいお店に連れてってくれるんです。量も半端ないですが。。。今でもイタリアでは飲酒運転は可能でワイン2杯分までOKです。

当時はリミットがありません。ただもう要らないと言えば、それ以上注がれることはありません。料理に合わせて開くワインボトルは2人で大体2本と最後に食後酒としてグラッパ(40度)をストレートで。

店を出て会社に戻ると15時半?!(またもや午後のアポ1件キャンセル)

16時半最後に予定していた会社へ。。。

「ここでもよく来た飯食ってけよ。」

拒否できない攻めを受け。

「わかりました」というと。。。

 

地球は場所によって大変な仕事をしてます。

特に、ガリレオが自転してることを発見したはずの彼の国では、それぞれの人を中心に地球は回ってるんです。

 

 今日も(中途半端ではありますが)最後までお付き合いありがとうございます。

 

                (時々)地球を回しちゃう輩 (反省)

 

ー 続く ー