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みんなのおかげで !!! 。。。食文化を専門に30数年をイタリア在住したEnogastronomoが書いてます。お役に立てれば。

イタリアで違いを感じたこと - 2 - 仕事関連 3

イタリアでの仕事は、

髪の毛が落ち心臓にゴワゴワの毛が生える

前回は 忍耐と体力勝負 でご紹介しました。

 

今回は前回の続きから 即断 vs ホウレンソウ です。

 

よろしくお付き合い下さい。

 

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午後アポで夕食のお誘い「接待」が拒否できないのは、

特に営業系男性なら「接待 = 親睦 + ビジネスチャンスアップ」の方程式(下心)と、パブロフの犬の様に(ゴキブリにもある。。。)条件反射で首を縦にふるでしょう。(二次会・三次会に比重を置きつつ。。。)

 

残念なことに、日本で「普通のこと」はイタリアでは「普通にありません」。

理由は2つ。

 

  • 一次会でタイムオーバー。&二次会・三次会は一般的でない。
  • 18時以降はプライベート

 

まずは①。食事が大きな「お楽しみ」の国。平均的に20時半(北イタリアでは20時。ナポリ以南になると21時ごろ)に集まり、オーダーする前のペチャクチャ話のおかげで一皿目を拝めるのは、大体21時15-30分・・・お腹が「幸せの浮き輪」が一段と膨らんで終了するのは23時半以降24時過ぎごろ、十二分なお酒と共に睡魔で満たされます。(②のケースが多いので終わるまでは緊迫感が勝りますがホテルにたどり着いた瞬間。。。)

そして日本男児の好きな(=酔っ払いからいとも簡単に大金を巻き上げる)習慣は、ほぼほぼ女尊男卑及びキリスト教総本山のイタリアでは99%行きません。無いとは言いませんが、歌舞伎町の交番前で繰り広げられる様な展開が待ってます。金額の凄さに大差はありませんが、大きな違いは、相手がゴッツイ体+イタリア人なのに笑顔なく静かな脅迫力+警察は来ない。特にローマのVia Vittorio Veneto =華やかな通りでマリオット グランデ ホテル フローラ〜ウエスティン エクセエルシオール〜アメリカ大使館のある通り。ワインと旅行気分に「お好きな」アメリカ人と日本人の気持ち良さそうな男性グループにお誘いがかかります。出張者及び旅行者の皆さんくれぐれも。。。

 

② 18時以降はプライベート。です。

こっちが現実的な重大問題です。

「神様」は赴いた時点でもはや形無し。。。(=「しもべ」) 

そして夜のご馳走を眼の前にして「査定」を受けます。

 

前回の例で言うと)◯◯部長も奥様がいらっしゃいます。

どの国においてもプライベートの本質的な序列は、奥様→子供→ペット→ご主人。イタリアでは特に、ご主人はファミリーを満足させるために必要なお金を稼いでくる者、全くそぶりも見せずに手のひらで転がす様に御する奥様。。。

 

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そうです。18時以降翌朝の出社までは「全知の神様」が支配する時間帯。

 

「しもべ」がご主人のビジネスに役立つかどうか「査定」なさるのは「全知の神様」であることを微塵も疑ってはいけません。(疑った例は別記)

 

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 ご馳走を目の前に「全知の神様」から仕事・歴史・日本・バカンス・彼女などなど公私多岐に渡る質問(罠?スキャナーがけ?)に対し、時に真面目に、時にお微笑みいただける様・会話をお楽しみいただける様な振る舞いをしなければなりません。好意的に認めて頂ければ、ご主人へビジネス許可を出して下さいます。。。

そして「呼び出し」ごとに毎回お誘いが。。。

ビジネス許可さえ出れば、逃げ道を考えるのはこちらの仕事(参覲交代じゃないんですから)午前中にアポどり。

すると「前日から入って来い」と中間管理職は「しもべ」に命令(懇願?)。

「全知の神様」に上手に説明するのは、もはやこちらの仕事ではありません。

 

なんか相変わらず中途半端で。。。

サギの様な終わり方で申し訳ありません。

 

即断 vs ホウレンソウ 次々回ぐらいになりそうです。。。

 

最後までお付き合いありがとうございます。

 

                     ローマの輩

 

ー 続く ー

 

参考資料

条件反射 (Wikipedia)