Grazie a tutti !!!

みんなのおかげで !!! 。。。食文化を専門に30数年をイタリア在住したEnogastronomoが書いてます。お役に立てれば。

イタリア食の歴史 現代 ワイン 1

古代の話ばかりでなく 本日は現代のワインです。

 

おつきあいのほどよろしくお願いいたします。

 

日本では桜もほぼ終わっても、なんか心小躍りする気持ちの良い季節ですよね。

 

北イタリアは日差しが強く初夏の様な暑い日と雨が降って吐く息が白い日が2〜3日ごとにやって来くるので着るものに困るシーズン。

 

ミラノやフィレンツエではファッション関連の展示会が終わって、イースターホリデーで世界中からの旅行者が増え、どの街も全体的に活気が戻って来ます。

 

そして、毎年4月は2業界の巨大な国際展示会の影響で北イタリアのホテルがほぼ全て満室の大盛況週間がやってきます。

 

ミラノで開催されるSalone del Mobile (ミラノサローネ国際家具見本市)とヴェローナで開催されるVinitaly (ヴィーニタリー国際ワイン展示会)。今年は前者が4月17-22日で後者が4月15-18日と、ここ数年は重なる日が少なくなり以前ほどではなくなりましたが、世界中の業界人+興味のある人々が東京から名古屋までのホテル全部を約10日間埋め尽くしてしまう様な感じです。

 

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 サローネはメイン展示会場(出店費高額とスペースの限界)だけでなくミラノ南部(ポルタジェノバ)一体の貸し倉庫から貸事務所クラスを第2会場としながら、街中いたるところが会場になり、世界中の古典系から斬新な家具・ランプ その他色々な(日本のあの有名なトイレメーカーさんも)商品やアイデアに驚かされます。日本からもぜひどんどん商売目的に参加されてみてはいかがでしょうか。

 

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そして、後者ヴィーニタリー。イタリアのほぼ全ワイナリーに世界中からのワイナリーが参加し、4390社15363種類のワインを試飲できるんです!!!

朝9時半から18時まで4日間は朝から1日中試飲していても誰からも怒られないんですよ ?!(ご自分の肝臓とは個別にご相談ください)

一般入場料は1日80ユーロ(約1万円)。4日だと145ユーロ(約1万9千円)。

業界人はほぼタダです。

 

ソムリエの方々や買い付けで日本からいらっしゃる方々は、吟味され吐き出されますが、喉越しや飲んだ後の喜びを重視する自称「ノムリエ」はもちろん美味しく頂戴いたします。ハイ!(あまりに美味しい場合は、おかわりをねだります。)

だいたい。。。お付き合いのある会社のワイン、興味のあるワイン、売り込み強要されるワイン・・・1日70-80種類ぐらい。。。 

ワイン以外口にするのは水のみ。

パンとかサラミとか昼食とか口にするとその後香りや味が変わってしまうので夜までお預け(大変な仕事! でしょ〜?)

 

ヴェローナ市内にホテルを確保できなかった年はその後160km運転してミラノの自宅まで。。。 徐々に色んなワイナリーと懇意になり(+泣き付き)彼らが毎年確保しているホテルの宿泊枠に加えてもらえると市内や近郊に宿。 

その代わり夕食は彼らと一緒です。

彼らは日中営業が主たる仕事なので飲量は限られ、ホテルに戻ってシャワー浴びて21時頃からの夕食はガッツリ料理+日中のストレスか疲れもあって飲む量が半端じゃなくなり。。。こちらはとうに許容量を。。。(大変な仕事なんです。多分。)

 

でもまた翌年同じホテルをお願いしてしまうんです。

 

世界各国から多くの酔っ払いが展示会場中にワンサカいる時に、シラフは何をするでしょう ?

足元に無造作に置いてあるカバンを狙います。

市内の警察署に被害届を出す列を見ると愕然とします。

 

春はワイン漬けの番犬も出動する季節です。

 

今日も長々とお付き合い頂きありがとうございます。

 

展示会情報 

Salone di Mobile Milano (English)

Vinitaly (English)