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みんなのおかげで !!! 。。。食文化を専門に30数年をイタリア在住したEnogastronomoが書いてます。お役に立てれば。

イタリア ワイン 4 Lambrusco 赤のスパークリングワイン!

   

だんだん夏に向かって暑く+蒸し蒸ししてくると重量感ある赤ワインは飲みづらいですよね。そこで赤のスパークリングワイン 

ランブルスコ

いかがでしょうか。

 

今日もお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

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 ミラノ南東約60kmにポー川以南ピアチェンツアからボローニャまでそれはそれは広大な平原が続く一体、夕日が綺麗に沈んで行くのを楽しめます。(遠くに丘や山は見えますが。)

パルマの生ハム・生ハムの王様クラテッロ・モルタデッラ・各種サラミ・パルメザンチーズなどなど。食材も豊富で多岐にわたる料理、どちらかというとコッテリどっしり系を楽しめ、この地方の女性と結婚すれば一生美味しい料理を楽しめるとまで言われてます。

食関連だけでなくフェラーリランボルギーニ・マセラッテイ・最高級車パガーニもこの地で。 

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この辺りの街道沿いの田舎街に行くといろんな種類のサラミからハムそして茹でたり焼いたりしたハム類が驚くほどの量と種類。。。木のお皿に乗ってくるところはまだマシ、クッキングペーパーに乗せたまま「ドンだけー!」に運ばれてきます。

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 そしてお決まりのランブルスコとTazza(タッツア)がセットで。(「むか〜しの農家にはグラスなぞ超高級過ぎて無かった。ウチの店もそんな高級なもん出せない。」とおばちゃんがニコニコしながら持ってきてくれます。)

サラミ類の脂っこさを綺麗にしてくれる酸味とタンニンとシャワシャワの三拍子は欠かせません。

   

このワイン遡るとマントヴァ出身の古代ローマのラテン文学黄金期の大詩人Virgilio(ヴィルジッリオ:ウェギリウス)の第一作Boccalica(牧歌)にこの地にVitis labruscaがあったことが分かる。1567年シクストス5世の医者Andrea Bacciは、このワインが注いだ時に微発泡性でスパイシーな香りの良いワインとも評価。シャンパンと同じような瓶内発酵でドライな微発泡酒も1960年大になって大型タンクでの製法が導入されるようになり、イタリアからアメリカに輸出される50%占め「イタリアのコカコーラ」とまで呼ばれる一大ブームに。

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 Labrusaの語源は、labrum=畑の端とruscum=自生で「畑の端に自生した」ブドウと言われる説と。labo=得るとruscus=舌を刺すで、若いワインを飲んだ特徴で心地よくも酸味と泡で舌に刺激があるのを表現した言葉からきたとも。

 

DOCの地域でいろんなパターンがあり特徴を大雑把に記すと。

Lambrusco rosso Salamino di Santa Croce は、赤微発泡でSecco(ドライ)とAmabile(ちょっと甘口)、紫色の泡でちょっと重め。

Lambrusco di Sorbara は、赤微発泡とロゼ微発泡でSeccoとAmabile。モデナ周辺でちょっと高級。イチゴや野いちごやチェリーの香りで軽め。

Lambrusco Reggianoは、赤微発泡Seccoとロゼ微発泡甘口。泡が強く花の香りやフレッシュ感が強め。

Lambrusco Grasparosso di Castelvetroは、赤微発泡のSeccoとAmabileで泡が濃い目のチェリーで香りも強い。

 

個人的なオススメは、フィレンツエメデイチ家の末裔が作ってるこちらが飲みやすく美味しくて好きです。

 

 

最後までお付き合い頂きありがとうございます。