Grazie a tutti !!!

みんなのおかげで !!! 。。。食文化を専門に30数年をイタリア在住したEnogastronomoが書いてます。お役に立てれば。

イタリアの「カポナータ」 と フランスの「ラタトゥイーユ」の違い

似てる!違う! 

フランスがオリジナル! イタリアがオリジナル! どっちでもいい ! 

美味しければ十分 !

 

簡単な料理でもいろんなコメントがついてきそうですが、何?とおっしゃる方へ。

 

今日もお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

   

さてイタリア党としてはまずイタリアの「カポナータ」から。

全土ではカポナータ(Caponata)と呼び、伝統料理のシチリアでは訛ってカプナータ(Capunata)と。現代では付け合わせや前菜の中の1種として食べられるこの料理は、18世紀はこれだけ1皿提供されパンと一緒に食したようです。

 元々18世紀にカポナーダ(Caponada)と言う魚料理があって、漁師はカポナータ(=caponata)とかカポーネ(capone)と呼んだ魚 シイラ(Lampuga)の身を現代の甘酸っぱい野菜と共に提供してた。とのこと。

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 シイラは筋肉質で脂質が少なく鮮度保持が難しく痛みが早く夏から秋にかけての高級魚で貴族階級には非常に評判がよかった。

庶民には高価すぎで手に入れられない魚だったため、安価な夏野菜ナスを代用。

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シチリア島内各地でそれぞれちょっとずつ特徴がありパレルモ風・アグリジェント風・トラーパニ風・カターニャ風・メッシーナ風など現代では三十七種類あるそうです。

ナスにひと手間かけたカターニャ風のオリジナルレシピは↓こちら↓からどうぞ。

 

またナポリ風もあるので、追ってご紹介しましょう。

 

大きな特徴は、ワインビネガーを使ってしっかりした酸味があることと冷蔵庫で冷やしてから食べます。暑いこの季節にキリッとした酸味とたくさんの野菜を取れるのでぜひ作って見てください。 

冷たいパスタのソースとして合わせても美味しいですよ(^^)

   

さて、フランスの「ラタトゥイーユ」

語源はオック語(古プロバンス語)のratatolhaに由来し、「激しく混ぜる」。

各種新鮮な野菜を使ったニースの伝統料理(Ratatouille niçoise)とされてます。

 

カポナータと同じようにナスが入り、カポナータではお目にかからないズッキーニが入ります。 ワインビネガーを使わずワインを使い、暖かいままでも冷たくなっても問題にせず、じゃがいもと一緒にしたり、ライスサラダにしたりフランスパンと一緒にランチで食べたり、メインの付け合わせとしても出てきますね。 

 

今日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。

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