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みんなのおかげで !!! 。。。食文化を専門に30数年をイタリア在住したEnogastronomoが書いてます。お役に立てれば。

思考回路を鍛える Avvocato del diavolo (悪魔の弁護士) : イタリアで感じた違い 10-6

イタリアで出会ったPazzi scatenati(ヤバイ奴ら)のおかげで人生の楽しみ方を色々と教えてもらい、この世に生きていく限り知っておくべき掟全知全能の神様からも立ち位置をご教示頂いて、折れやすい心に分厚い鎧をまとえるように。。。

 

そしてその鎧をまとったつもりで、独立起業後は弱肉強食の欧州企業へ日本企業をPR営業する機会も増え。。。アウエーで勝利するのはスポーツだけでなくなかなか大変。。。

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使えるものなら。。。と笑(藁!)をも掴む思いで、いつものPazzi scatenatiと酒のツマミに話題を振ったところ荒技を知ることに。。。

 

今日もお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

   

商社勤務時代にはリスクを想定し「ヘッジ」しながら事を進める技を仕込まれたのですが、賢いようで結構「逃げの戦法」のような。。。

簡単に会社情報の取れる国内と違い、海外ではよほどのことがない限りこっちの会社を知りません。初期段階で相手から信用されるのは至難の技。会議中に「本社に持って帰って」なんてもってのほか(決定権のない奴とは話す必要もない)。次々繰り出される質問やカマに引っかからず「噛まず」に攻め続けないとおもわしい結果には。。。(もちろん日本語ではなく)

 

日本国内では「ほぼほぼ」同じ考え方で異論なんて出す空気も企業体質もないんじゃないでしょうか? 

欧州各国ではそれぞれ人間の考え方も多種多様。そこで役に立つのが表題の「Avvocato del diavolo」。

 

英語名なら「The devil’s advocate」で同名の映画、アルパチーノとキアヌリーヴスの(1997年制作)映画。日本公開は1998年春、邦題が「ディアボロス/悪魔の扉」だったらしいです。。。 


The Devil's Advocate - Trailer

 言葉通りの役柄とストーリーでスリリングな内容。。。

 

こちらのは、16世紀のカトリック教の調査が発端のようで。

「悪魔の弁護士」の現代版は、会議(話し合い)で対応力を上げるため(議論の白熱化も)本流に正対する立場を取り、正当性を検証させるよう誘導したり、弱点を特定したりする役割を徹底的に担う人。(批評・文句だけ言ってるのが「仕事」と誤解してる日本の野党とは全く別)

重要なのは本流の発表者の情報の裏付け・肉付け・弱点など補強を徹底させることで、喧嘩が目的ではありませんが、物凄い熱を帯びた言い合いになることも。

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日本なら「吊るし上げ」とも取られるようなやり方ですが、欧州企業への売り込み営業ミーテイングは非常に厳しくてこの手の準備は必須。

日本式の会議が単なる「なあなあ報告会」になりやすいのに比べ、次へ向けての非常に実のある場。

 

「相手もわかってくれるだろう」的な自分ヨガリの失敗やプレゼン資料で提供すべき情報とできるだけ出さない情報についての考え方の違いや相手にとって重要度の低い情報(年商・設立年・従業員数)の取り扱いそして価格交渉のバリエーション不足などいろんな欠点を再認識。状況によってどのカードをどのタイミングで切って行くかなど事前に大筋の合意を会議参加者全員得た上で準備できるので非常に有意義。

 

こんな意味ある技を付帯できるので、時々悪知恵を注入してもらったのですが、授業料安くないんです。・・・日本人大将のいる「ちゃんとした」和食屋さんで人数が増えることも。

   

何回か経験した時、突然この役を授かると、なかなか反対意見を貫くのが大変なのも。。。ついつい「そうそう」って言っちゃうんです(^^;)

 

そして自分で自身に対して試し始めると副作用も。。。多重人格化され「変人の仲間入り」。

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この技ある程度習得しても残念ながら弱点が。。。

女性には全く通用しません!!!

全知全能の神様はやっぱりもっとずーっと上(?)の違う次元(!)にいらっしゃいます(^^;)

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。

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