日本と比べると不便なことが多いイタリア。
それも楽しむ気持ちや面白がる気持ちがあれば、それなりに日々楽しいことが増えます。
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
日本ではもはやキャッシャーで人間がお釣りを数える風景も無くなり、どんどん自動化され現金持ってなくても携帯で払える便利な日々。
人件費高騰と経費削減とは言え、人間同士の触れ合う機会を減らせば、職業を失う人だけでなく、対人恐怖症者・応用力の低下・「当たり前・すべき」論者など変人増産とガラパゴス化を危惧するのは自分だけでしょうか。
さて、
いつものごとくイタリアでは。。。
人間・ビジネスの往来がEU内で自由になったと共に、麻薬や犯罪も自由化され高額紙幣が犯罪に使われるようになり、2010年ごろまで高級車を乗り回し高級ブランドを500ユーロ札(約7万円)を束ねて現金で買う危険な成金が横行。
2016年1月から現金での買い物金額上限(3000ユーロ未満)を設け、送金上限や両替も1000ユーロ未満。カードの支払いも30ユーロ(約4000円)未満も推奨するなど、高額買い物者の所得・納税状況を監視し犯罪軽減にも役立てようとする傾向が強まってます。
そして2018年末には500ユーロ札と200ユーロ札の印刷されなくなり、市場から回収されて行くようです。
何人かお目にかかる機会のあった「本物の」資産家や大金持ちは、質の良い素材で身なりは整えていらっしゃいましたが、車は普通、ブランドに興味のない方々が多かったです。
。。。目立つことで多くの危険(泥棒・脅迫・誘拐などなど)から守る危機管理が行き届いていらっしゃる様子。
平和な日本では考えられない映画のような銀行強盗が頻繁したイタリアでは、銀行に両替に行くのも命がけ。。。
ちょっと前までは、ご覧のような閉所恐怖症でなくても息の詰まるような写真の円筒状の中で一時停止し(閉じ込められ)なければなりません。後ろの扉が閉まってから前の扉が開きます。出入りできるは1人ずつ。
イタリアにしては高性能な鍵やコインもメタルデテクターに引っかかるため、手前のセーフテイーボックスに預けなければならず超面倒。
数年前からATM(現金自動預け払い機)の普及率も上がり、大抵は銀行内に設置され、数名ずつ使用できるようになりました。
ただ、よっぽどのことが無い限り時間外で使う人はいません(泥棒大国です)。 基本的にイタリア人は機械を信用しません。もし何かあればそのまま窓口に怒鳴り込む為にも。。。
・・・スーパーなどでの支払いについて書こうと思ったんですが迷路に。。。
今日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。