Grazie a tutti !!!

みんなのおかげで !!! 。。。食文化を専門に30数年をイタリア在住したEnogastronomoが書いてます。お役に立てれば。

日曜日お店が休みになったら ??? イタリアですよ。

土曜日は毎週、イタリアを中心とした欧州のいろんなニュースを拾ってご紹介していますが、今週も面白いものが入ってきましたよ。

 

日本で、もし商業施設の日曜定休を法案で決めようとしたら、どんな議論が飛び交うんでしょうね〜 ???

 

今日もおつきあいのほどよろしくお願いいたします。

 

   

 

イタリアは常に迷走。。。

30年強滞在して期間で、キリスト教民主党(DC)が政権を握っていた時代(1942〜1994年)は、全ての店舗が日曜・祝日は定休日。土曜日買い物し損なうと日曜日はじっとしてるか、レストランで更なる浪費が。。。

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その後実業家ベルルスコーニ氏が「北部同盟」と手を組んで首相になった頃、観光客目当てに観光地や有名ブランド店の日曜日許可制営業が可能になり、一般的に日曜日の営業可能に。(一部は午前中だけとかも)

そして多くの市民が郊外のショッピングセンターで1週間分の買い物をするのが日曜日午後の微笑ましい光景として定着。。。おじ(い)さんはサッカーの試合を耳に当てた小型ラジオで聞きながら。

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2012年ごろから、中小企業組合(Confesercenti)と教会が「日曜日の営業は健康や家庭環境・友人関係に弊害をもたらす」と声をあげ始め、各地で営業反対デモがチラホラ。

そしてなんとこの9月あの(言い出しっぺの)「北部同盟」を中心とした現在の与党は「日曜日は新鮮な空気を家族全員で吸う日にしよう。」と中小規模店舗に対し日祝日を定休日とする法案の年内可決に向け提案。(正確には、12月の全日曜日と年間4回の日・祝日は除く)

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ミラノ市民は、このニュースが朝のテレビで流れた瞬間、多分コーヒーを吹き出していたであろう出来事。

 

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ミラノは例年10月から3月にかけて、雨が少なく周りの水田・農耕地域のお陰で霧が出やすく風のない曇天日が多く、あまりお日様にお目にかかれない鬱になりやすい「ドンよりシーズン」。 そしてスモッグがヒドく、夕方には髪の毛ベッタリで鼻をかめば。。。そしてあまりの酷いスモッグのため、週末の一般車両の交通規制や交通禁止になる街。

 

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「人間フィルターで空気を綺麗にしようってか ???」

 

   

 

参考までに、EU28カ国では12カ国は日曜定休に。

各国の状況は、

イギリス : 280m平米以下の店舗は規制無し。280m平米以上は10〜18時営業可。

オーストリア : 日曜定休日 : 例外 観光地

オランダ : 日曜定休日 : 例外 地方自治体の許可

キプロス : 日曜定休日 : 例外 観光地・パン屋・ケーキ屋・ミニマーケット

ギリシャ : 日曜定休日 : 例外 パン屋・花屋・骨董品屋など

スペイン : 各州で日曜日営業可能日数を決定、通常日祝日10日程度。

チェコ : 日・祝日は営業禁止

ドイツ : 日曜定休日 : 例外 パン屋・花屋・新聞屋など

ポーランド : 日曜営業可能も15日ある祝日は不可

フランス : 従業員は日曜休日・個人店は日曜営業可。食料品店は例外。食料品店以外は市長の許可と従業員に2倍の報酬を払う条件なら可能。

ベルギー :  日曜定休日 : 例外 観光地・日曜日以外に定休日を設定

マルタ : 定休日を別に設けていれば日曜日営業可能、従業員は契約に明記してなれば休日。

ルクセンブルグ : 9時〜13時営業 パン屋・肉屋・ケーキ屋・キオスク・お土産屋は延長可能。

 

日曜営業に制約なし 

アイルランド・イタリア・エストニアクロアチア・スウエーデン・スコットランドスロバキアデンマークハンガリーフィンランドブルガリアポルトガルラトビアリトアニアルーマニア

 

75年前の占領国が決めた法律を後生大事に変えないと言い張る隣国出先機関の政治家がいる国もあれば。。。世の中いろいろですね。

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。

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