皆さんも忘年会ウイークスタートでしょうか。
イタリアでも忘年会あるんです。
お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
日本商社ミラノ支社勤務時代の忘年会は、クリスマス直近の金曜日に社長からスタッフ全員出席の「ランチ」会。日頃から終業後のプライベートを重要視するイタリア人の習慣と近郊都市からの従業員を考慮しての食事会。
場所は女性陣が決めて、自分たちの食べたいものをそれぞれ選んでワインと共にクリスマス・年末年始の休暇の過ごし方で盛り上がり、しっかりデザートもみんな食べて。。。形式上、社長が「一年間ご苦労様でした」と支払い担当。イタリアなのでお小言や仕事の話はNG !
基本的には半日仕事日なので人によってはそのまま千鳥足で。。。
就任する社長によっては、土曜日にイタリア人従業員とその家族参加で「第2回忘年会:和食パーティー」開催で和気あいあいと盛り上がる年も。
食品部門を担当した自分にスタッフみんながニコニコしてくれる出来事も。
例えばパスタメーカーからは10kgほどのクリスマスプレゼントパックや他にもトマトソースやワインその他食材が各社から会社に毎年贈られて来ました。
ちょっとしたパッケージにして「今年もグラッツェ!」メッセージと共にみんなにプレゼント。(年3分の2近くは出張で、まだメールや携帯が普及してない時代ゆえ、日本や各メーカーからの連絡(ファックス・電話)の取次ぎをしてくれてたので。。。
クリスマスカードを送るだけでなく、クリスマスプレゼントのお礼と一年間のお礼+来年もよろしくの訪問挨拶がイタリア的(特に南部)商習慣として必須。
日本出張時には必ずこの時のために喜ばれそうな「日本的な品物」を手に入れておき、各メーカー訪問時にお世話になってるスタッフさんたちと営業部長の全知全能の神様へプレゼント。
全知全能の神様との晩餐会ももれなくついて来る年末の大仕事に、一泊するので「翌朝に「コーヒー」ぐらい一緒に飲もうぜ。」とNoを言わさないお誘い。
と人情溢れる温かい南部イタリアならでは。
そして。。。一年間その食材を買わなくても良いほどの量を改めて渡されるため持ち帰る手段も準備必須。
心温まる出来事多いんです(^^)
今日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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