隣国同士仲が良くないのは、多分世界中どこでも同じことでしょう。
日本は周りが海に囲まれる環境と世界の話題に目を向かせたがらないマ⚫️ゴミのお陰で、現実味が薄いかもしれないですね。
そこへ行くと国境が接しているイタリアとフランスは。。。
今日もお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
フランスの国家憲兵隊(Gerdarmerie:ジャンダルメリ)がイタリア国境で難民をバス数台で送り込む問題を7月1日の当ブログでも紹介しましたが、今回はもっとタチの悪い事件で大問題が勃発。。。
2006年第20回トリノ冬季オリンピックのアルペンスキー会場となったセストリエール(Sestriere)からフランス方面に約20kmのイタリア国内ギリギリの人口約200人の穏やかな村クラヴィエーレ(Claviere)で事件発生。
フランスがイタリアに難民を送り込んでくる事件は過去6ヶ月で国境の各村で発生しており、何回も繰り返され、この村でも10月10日の再通報を受け、10月12日ちょうどイタリア警察が巡回中に、越境して来た怪しいフランスナンバーの大型バンを監視。クラヴィエーレ村で制服を着たフランス国家憲兵隊がアフリカ系不法滞在者と見られる男2名を降ろしまっすぐ戻っていった様子を映像に残した大事件。
これに対して、フランスからの公式釈明文書は、
「その憲兵はこの地区に配属されたばっかりの新人で、この地域がよくわかずに道に迷って間違ってイタリアに入って、わからなくって降ろしてしまったんだろう。ちょっとした間違いだ。」と。
この言い分をそのまま飲み込むほどイタリア人はお人好しではなく、
「じゃあ道に迷ったはずの奴が、どうしてあんなに簡単にフランスまでの帰り道がわかって、素早く戻れたんだ?!」と。
「憲兵が隠れて難民をイタリアに捨てに来るのがマクロン首相のフランスか?!」
「難民を人のいないイタリアの森に捨てるのが、間違いやアクシデントというのがフランス人のやり方か?!」
「イタリアは未だかつてフランスからこんな侮辱的な扱いを受けたことはない!」
とイタリアのサルビーニ首相がフランスのマクロン首相に大激怒。
欧州全域で解決すべき難民問題に協力するどころかイタリアに押し付ける無責任なフランスを欧州連合としてのどう処罰するのか、国際連合(ONU)でもフランスの非人道的対応を処罰するように訴える事態に。
貧しいアフリカ・アラブ諸国から、危険を犯しても後を絶たずに海を渡ってどんどんやって来る難民たち。欧州人がシェンゲンで自由に移動できる様に難民も簡単に国境を越えられるようになり、以前にも増して貧しい人々の増加による治安・人種差別・経済など各分野で欧州全体の問題になっている現実。
考え方の違う他民族共存がそれなりに上手な欧州でも苦労しているのに、単一国民性の阿吽の呼吸が普通で、村的応対の多い国民性の我が国で、安定収入の日本人に対し妬む難民層の将来的な犯罪増加と対策・貧困層の拡大など狭い日本での住環境で本当に大丈夫なんでしょうか。 お花畑的発想では。。。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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参考資料