Grazie a tutti !!!

みんなのおかげで !!! 。。。食文化を専門に30数年をイタリア在住したEnogastronomoが書いてます。お役に立てれば。

文法を中心とする語学勉強はなかなか現地の会話で役立たず失敗するケース(2−5)

日本語を勉強するイタリア人が

 

「はし」で表現する「箸」「橋」「端」の区別が難しい ! 

 

「き」で覚える対象物が「木」「黄」「来」「鬼」「器」「記」「旗」「姫」・・・あまりに多くて どうなってんだ ?! 

「姫」が「喜」になって「嬉」は「稀」で、「鬼」になって「危」はしょっちゅう「起」だ。

とひらがなと漢字を交えて爆笑したことが。。。

 

とは言え、イタリア語も人を困らせるのでは負けてません。

 

今日もお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

 

   

 

過去にも「失敗話 1234」をご紹介しましたが、今夏のヒットソングで思い出したエピソード。。。

 

夏によく消費するのはジェラート(Gelato)とグラニータ(Granita)。

ジェラートはもう皆さんがご存知のアレ。

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ラニータは、シチリアからイタリア全土に広がったシャーベットからかき氷よりの日本ならフロートのような液体かき氷。(氷粒がシャーベットより大きい)

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900年代アラブ人たちが持ち込んだSharbat(=シャーベット:「イタリア食の歴史 シチリア9」参照)から派生したもので、エトナ山やイブレイ山に積もった雪を固めたり、氷を夏にグラッタート(Grattato : 擦り下ろし)してレモン汁や搾りたての果物ジュースやローズウオーターを合わせたものがオリジナル。

 

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詳細はまた別記するとして、ジェラート屋やバールではこんな機械に入って見かけるもの。現代ではレモン・ミント・ブラッドオレンジ・ミカン味が主流。

 

   

 

伊和辞書でグラニータの2ページ前に載ってるグラナータ(Granata)は「ザクロ(melograno)の実」と。

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「へ〜 イタリアにもザクロあるんだ ?!」

で留学初年度の暑い夏、実戦会話のためにも

ザクロの実味のグラニータ( granita della granata )を食べてみるべく、いつもたらふくお世話(店か?自分か?)になってるジェラート屋へ。

 

まだ20前後の東洋から来た小僧に60過ぎの太鼓腹のおっちゃんは怪訝な顔で、

「お前は俺にグラナータでグラニータを作れと言ってるのか ? 

 おまえは馬鹿か ?」 

出川哲郎さんばりのツッコミ。。。

 

辞書片手に、押し問答。

「ザクロ(melograno)の実がグラナータでしょ。。。」に、

 

「イタリアではなあ。 グラナータは 手榴弾 の意味だ!

 そんなもんでグラニータ作る前に俺たちゃみんな吹っ飛んでるは!」と。

 

。。。確かに、辞書にもgranataの3つ目の項に「手榴弾」って。

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。

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