イタリア在住初期30年ほど前。。。
イタリア人と仲良くなるといろんなことを聞かれ、答えられなかったり最後まで説明できなかったことが多く、物凄く怪訝な顔で「お前は何人だ?」と。。。
そんな中の一つが「宗教」について。。。
今日もおつきあいのほどよろしくお願いいたします。
当時明確な説明ができない中、成田空港から再出発する時に本屋で目に止まり即買いした本が「日本 その姿と心(和英対照)」。
いつも12時間のフライトは「ビール2本+映画+爆睡」1セットだったのが、この時ばかりは、「ジュース+読書」と天地異変も気付かない時間を。
日本について、お世話になった本からインプットされた記憶も錆びきった「引き出し」から現在出せる内容は「各宗教団体による信者数は?」に、
神道80% 仏教 70% キリスト教 30% だったかな。。。
日本人はいつから足し算ができなくなったのか? と思ったのの。
イタリア人の好きな笑い話にして話題を変えることに。。。当時のイタリア人によるところは「100%キリスト教徒」だった。
現在便利なネットのおかげで両国語のウィキペディアの情報によると、
2017年のデータによるとイタリア人は、
キリスト教信者74.4%・無信者22.6%・他宗教信者3.0%
2000年の日本の宗教(文化庁宗教年鑑平定29年度版によると)
神道系46.5%・仏教系48.1%・キリスト教系1.1%・諸教4.3%
添付丸グラフ(2004年「世界60カ国価値観データブック」によると)
無宗教51.8%・仏教34.9%・キリスト教2.3%その他4.0%無回答7.0%
棒グラフ (CIAのザ・ワールド・ファクトブック(2012年調査)は
神道99%・仏教80%・キリスト教1%・その他もしくは不明7.1%
世の中掛け算・割り算できなくても悲観することはない。
足し算もできない国家機関もあるんだし。。。
いつものことながら前置きが長く。。。
国民ほぼ3/4がキリスト教徒の国でも「タチが悪い」時に使われることが多い。
例えば、
Scherzo di prete : スケルツォ ディ プレーテ (僧侶のイタズラ)
疑いようのない人が予期せぬタイミングでやる不快でタチの悪いイタズラ。
1800年代教皇ピオ9世はイタリア統一運動(リソルジメント)を初期段階で支持するもその後「教会に利せず」と寝返ったことに由来。
他にもあるがまた別の機会に。。。
そして今話題になっているのが、
元駐ワシントン・バチカン大使カルロ・マリア・ヴィガノ大司教による告発。
「子供への性的虐待を理由に先月辞任したアメリカカトリック教会テオドール・マカリック元枢機卿の所行を2013年6月23日報告したにも関わらず、対応せず5年間も枢機卿をかばい放置したフランチェスコ法王は辞任に値する。」と公開書簡を発表。
宗教界の男色はどの時代のどの宗教にもあるとはいえ。。。
成人同士は「どうぞご自由に」も、対象を子供に向けては。。。
それに加え、いつも偉そうに上から目線で物言う宗教人が。。。
「タチが悪い」だけでなく「悪趣味」にもほどがある絶対的な「極悪非道人」。
先日の橋崩落とと共に。。。この酷暑のお陰で頭から湯気が昇る昇る!!!
あ〜ドンドン中身が空っぽに。。。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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参考資料
Religione in Italia(Wikipedia)