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みんなのおかげで !!! 。。。食文化を専門に30数年をイタリア在住したEnogastronomoが書いてます。お役に立てれば。

イタリア食の歴史 シチリア島 7

   

前回は、シチリアギリシャの影響からアラブの影響を受け始めたところで終わりました。今日はその続きです。

 

おつきあいのほどよろしくお願いいたします。

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Carruba(いなご豆)についてのチョイ話が。。。

種をCaratiと呼び、当時硬いとされた象牙のように硬く大きさや重さがほぼ均一で計量を正確に行えたため、宝石の重さや金の純度を示す単位「カラット(Kt)」=1/5g=0.2g)(18Kt=750g / 24Kt=1000g)の語源に。

 

アラブ人たちによって持ち込まれた食材は他にも、アスパラガス・ジャスミンサフラン・丁子・ムスキオ・カンフル(樟脳)・Fianche(シリア・レバノン・エジプトで採れたインゲン豆の一種)が持ち込まれた。シチリア島が地中海の交易の中心地となり一番繁栄した黄金(Aureo)時代に突入した。

   

古代ギリシャ人が医療にも使ったOryza(イネ)は、現代ではあの黄金色したArancina(ライスコロッケ)がシチリア島の代表食にもなっているがこの時代がその源。(レシピ近々にアップします。)

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 事の起こりを知っているほんの限られたシチリア人は、ロンバルデイアのミラノ風リゾットを「出来損ないのアランチーナ」と呼ぶこともある。それと言うのも、この時代にはコメもサフランはこの地から広がって行ったとの遠い記憶があるからだ。

 

またアラブ人は製粉技術に長け、デュラムコムギからクスクスを作った。

「日が没する場所」の意で使われるMaghreb(=北部アフリカ諸国:モロッコアルジェリアチュニジア西サハラリビアモーリタニア一体)では、羊肉(マトン)や鶏肉とともに調理。

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しかし、漁民たちが多いシチリアでは、現代トラーパニの伝統料理として残っているようにクスクスを魚に合わせた。

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トラーパニに行くと、おろしニンニクとオリーブオイルで食べるシンプルな食べ方やアカヒメジのトマト煮と合わせたり魚介全般と合わせたり、これからのちょっとムッとした季節には野菜と合わせてサッパリもいいですよね。

 

クスクスは 

   

いかがでしょうか。

 

今日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。