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イタリア食の歴史 古代ローマ 3

古代ローマ 2」では、当時の大金持ちが贅沢な饗宴に興じていた様子をご紹介、今日はその続きです。

 

お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

   

プラトンゴルギアス(対話篇)ではシチリアのグルメ家Mithecosや醸造家Sarambosや菓子職人Thearionについても記している。

ギリシャ神話には、グルメとコック女神のAdefagiaや食堂の女神はCeleste、若さとCoppiere(ソムリエ)の女神はEbeなどが食文化で崇められた女神たち。崇めるための饗宴・シンポジウムに腕の立つ特別なコックが必要に。

   

当時の食文化の特徴を教えてくれる著者と本をいくつかご紹介します。

食文化を伝えてくれた古代ギリシャではArchestrato di Gela(紀元前4世紀ごろ)のHedypàtheia (Vivere nel piacere)は魚料理の準備方法を解説してくれる。古代ローマでは、不思議な珍味から洗練されたものまでCatone, Varrone, Columellaなどが記している。

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共和政ローマ期の政治家で監察官だったCatone(紀元前234-149年:Marco Porcio Catone:ちょっとケチだったらしい)はDe Agri Coltura(農業論)で健康的で素朴な料理を提案している。

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学者・政治家で洗練された著作家もあり骨董商のVarrone Reatino(紀元前116-27年:Marco Terenzio Varrone)は80歳で執筆したDe re rustica(農業論)でイングレと量にまでこだわって健康的でシンプルな(だけど時々ちょっと味の濃い)料理を記している。

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作家で農業家のGiunio Columella(4-70年:Lucio Giunio Moderato Columella)12巻からなるDe re rustica(農業論)で食材(と社会習慣)を記している。

他にもパンレシピについてはAmbivio、カエサルの友人のGaio Mazio(紀元前100-40年:Gaio Mazio Calvena)は、Il cuciniere(調理)・La cucina del pesce(魚料理)・Le conserve(保存食)の3冊を記した。

 

今日も最後までお付き合い頂きありがとうございます。