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みんなのおかげで !!! 。。。食文化を専門に30数年をイタリア在住したEnogastronomoが書いてます。お役に立てれば。

現代発泡酒の父アスティ スプマンテ(Asti spumante)と甘みが心地よいモスカート ダスティ(Moscato d’Asti) 白ワイン(イタリア白ワイン15)

「夏はやっぱり白でしょ!」シリーズ

今夏はシャワシャワ発泡性のイタリアワイン(ランブルスコスパークリングワインプロセッコフランチャコルタフェッラーリ)から始まって白ワイン(フラスカーティフィアーノヴェルナッチャディサンジミニャーノロエロアルネイズソアーヴェヴェルメンテイーノ)を前回まで。。。

お楽しみ頂けておりますでしょうか。

 

今日もいきましょう夏の終わりに甘めの白ワイン〜&シャワシャワ発泡酒

 

お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

 

   

 

前回までご紹介した白ワインは英語の「スティルワイン」(泡なし)に属して、さらに国内で「辛口」と呼ばれるタイプをご紹介しました。

今日はちょっと「甘み」を多く感じる初心者には「飲みやすい」タイプです。

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イタリアではパーティーの時やデザートと一緒に飲みますよ。最近はサラミや熟成系チーズと合わせるのも流行ってます。

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 ブドウ品種はモスカート ビアンコ(Moscato Bianco)。聞き慣れた言葉では「マスカット」と呼ばれてます。

産地はバローロバルバレスコのできるピエモンテ州ロエロアルネイズと一緒ですよ。

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アスティ(Asti)市を中心としアレッサンドリア(Alessandria)やクネオ(Cuneo)一体の広い範囲で栽培されており、ワインとしてはAsti Spumante(スプマンテ発泡酒)とMoscato d’Asti(甘口の泡なし)の2種類。

 

   

 

古代ギリシャからイタリア南部のマーニャグレーチャ(植民都市)に持ち込まれ、ローマ帝国の拡大と共にブドウ栽培も北上。1300年代には地中海東部で、干しぶどう化し糖度を上げたタイプを「ギリシャワイン」(vino greco)としてヴェネツィア商人が扱ってました。この時代にモスカートの語源になるmusucusやmuscatusなど香水に使われ「ムスク」のような香りから来たとも言われてます。

1511年にはMuscatellum vinumとブドウ品種の記載があり、15世紀にはサボイ王朝カルロ・エマヌエル1世の「宝物のデザートワイン」と扱われました。

 

以前ご紹介した「イタリア人」が発泡酒化に成功したのがこのブドウ品種で、現在発泡性のないMoscato d’Astiが5百万本・発泡性のあるAsti Spumanteが85百万本が大まかな生産量です。

 

個人的に普通の白ワインやこの手の甘口系白ワインを、ある一定量以上飲むと頭が痛くなる傾向があるため、生産者や醸造家と食事をしている時に相談。

度々指摘された話ですが。。。

「白ワインや甘みのある白ワインと発泡酒の場合、ブドウに含まれる糖分を発酵させアルコールにする過程で酸味とのバランスとるため、糖分を残す目的でこの行程を止めるのに使ったり、ボトリング時に液体とコルクの間に残る空気で酸化するのを抑えるため規定量の亜硫酸(SO2)を充填することがあるが、これが合わずに頭が痛くなる人もいるよ。。。まあ量に気をつければ。」とニヤリとされた経験が(^^;)

皆様にも適度な量で。。。

 

ぜひお試しになってください。

 

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。

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