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イタリアワイン 食用ブドウとワイン用ぶどうの違い ご存知ですか? (16-2)

イタリアは豊富な農産物で潤う国。

 

7月末〜9月中盤のトマト収穫が終わる頃、今度は8月終盤〜11月がブドウの収穫期と言うのが一般的な認識。前回はイタリアの全体的な様子をご紹介いたしました。今日は。。。

 

お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

 

   

 

食用のブドウとワイン用のぶどうの違いってご存知ですか ?

 

実は、酸度・糖度・香り・味わいなどなど色々と違いがあるんです。

食用は、糖分が高く、瑞々しく、果肉がしっかりして皮が薄いように思いますが(最近タネがないものも多いですよね)、ワイン用は甘みもあるのですが酸っぱくあまり果肉感がなくタネはあって皮に厚みがあります。

大きさにも違いがありますよね。

ワイン用のぶどうは粒が小さく、食用のデラウェアより小さい感じが主流です。(一部ではデラウェアからアイスワインを作るワイナリーもあります。)

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 イタリアでは食用はプーリア州からシチリア島で多く栽培されてますが、ふんだんに水分を与えられ、房は葉っぱで隠れるようにされ、多くの場合写真のように、日本国内のぶどう狩りでお目にかかるような、目の高さよりちょっと上あたりで収穫できるように栽培されてます。

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 ワイン用は枝が横に這うように列にこんな感じで栽培されます。

 

ワイン用ぶどうの特徴は、標高200-600mの日照量の多い南斜面の丘で昼夜の寒暖差が理想的な場所で、粘土質よりも水はけの良いミネラル分の多い岩質であると良いと言われてます。また樹齢も7年以上でないとワインには使えず。

平均15-20年の樹齢が理想的とされてます。

そして、1本の木あたりにつける房数も最多でも7-8房ぐらいだと養分が凝縮されて望ましいとも。。。

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 とは言うものの。。。

同じ丘、畑でも2〜3畝ごとに地質や層の厚さが違ったり、斜面ごと全部整備なんてことはできません。1種類のブドウ品種でも木1本ずつ多少違ったり畑ごとに特性が違ったり、植えた年によっても樹齢が違いますよね。丘だけでなく平地でも作ってますし。

ワイナリーによっては特別な「畑」から収穫されたぶどうをCruと呼んで「なんとか畑」の「美味しい特別なワイン」として商品化することもあります。

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毎年天候に左右されながら、その土地で毎日成長を確認しながら手入れをして自然に頼り、夏終わりから秋にかけて収穫されるブドウ栽培は各農家の腕が試されると同時に、度あるごとに現地を訪問すると栽培農家の情熱と芸術的作品として魅了させられます。

 

   

 

農家も商売となると。。。

いろんなパターンあって、「ブドウ栽培だけに特化し農業組合に供給する農家」もあれば(農業組合がワイン造り)、「栽培からワイン醸造するも個人農家や小企業レベル」もあれば「中企業レベルが自社農場でブドウを栽培しワイン造り」

をしたり。。。

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 さて、

同じブドウ品種で造ったその地域のワイン。。。

同じ味でしょうか ?

それぞれのワイナリーで違うワインができるんでしょうか ?

 

次回はその辺りを。。。

 

今夏、ご紹介したワインはこちらです。もし良かったら覗いて見て下さい。

 

・白ワイン

フラスカーティフィアーノヴェルナッチャディサンジミニャーノロエロアルネイズソアーヴェヴェルメンテイーノ

・シャワシャワ発泡性のあるイタリアワインスパークリングワイン

プロセッコフランチャコルタフェッラーリ

・赤のシャワシャワ発泡酒

ランブルスコ

・チョット甘口シャワシャワ発泡酒

アスティ スプマンテ

 

来週からは軽い赤ワインから徐々に重たい赤ワインを紹介していこうと思います。

 

今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。

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